
©Osamu Hoshino
その長さは東西に446㎞(東京~和歌山の距離とほぼ同等)、南壁(サウスリム)と北壁(ノースリム)の一番幅の狭いところで13㎞、一番広いところで26㎞あります。深さはスカイツリー2.5本分に相当する約1,600mを誇り、自然の力にただただ圧倒されるばかりです。
リムに立ってグランドキャニオンを見渡すと、岩壁には横に幾重にも線が入っており、層によって色も違うことがすぐにわかります。
グランドキャニオン国立公園は、地球の歴史を物語る20億年分もの地層を見ることができる、まさにロマン溢れる空間なのです。
グランドキャニオンの中でも、一般の方が訪れることが出来る場所は限られています。代表的なポイントをご紹介します。
デザートビューポイント©Osamu Hoshino
デザートビューポイント
サウスリムの東入り口を入ってすぐのところにあるビューポイント。
コロラド川が大きくカーブする角にあるので見晴らしがよく、また見渡す断崖の向こうには砂漠(デザート)が広がっています。
ウォッチタワー©Osamu Hoshino
ウォッチタワー
展望台に建つウォッチタワーは先住民の遺跡からデザインを写して1932年に造られたもので、有料ですが登ることができます。
階段を登って展望台に出ると、また一味違った景色を楽しむことができるので、時間があれば是非立ち寄りたいポイントです。
グランドビューポイント©Osamu Hoshino
グランドビューポイント
サウスリムにあるビューポイントのうち、最も標高の高いところ。見晴らしがよく、壮大な景色が見えるので、朝日や夕日を見るのにもおすすめです。
展望台から見える岩壁には、地層の線もくっきり見え、地球の歴史を感じることができます。
マーサポイント©Osamu Hoshino
マーサポイント
数あるビューポイントの中でもトップクラスの眺望を誇るポイント。峡谷に突き出たようになっている岩の展望台はグランドキャニオンを紹介するパンフレットなどでもお馴染みの光景です。この突き出た展望台の上に立つと、雄大な大峡谷を見渡すことができます。
また、朝日観賞のスポットとしても名高く、真っ暗な峡谷が日の出の光に照らされて徐々に変化する景色は圧巻です。
近くにはキャニオンビュー・インフォメーションプラザがあり、書店や戸外の展示を見ることもできます。シャトルバスも停車するポイントなので、自動車がなくても訪れやすいです。
ヤバパイポイント©Osamu Hoshino
ヤバパイポイント
グランドキャニオンでも人気のビューポイントのひとつ。崖っぷちに建つ博物館からはガラス越しに180度の展望を楽しむことができます。
ちなみに、1540年に西洋人として初めてグランドキャニオンに到達した探検隊がグランドキャニオンと対面したのはこのポイントです。
日の入りの時間帯には観光客が多く訪れます。
ブライトエンジェルトレイル入口©Osamu Hoshino
ブライトエンジェル
グランドキャニオン・ビレッジの中心に位置するポイントで、谷底まで繋がるトレイルの入り口もあるポイント。グランドキャニオンのリムに望む宿泊施設、ブライトエンジェルロッジもあり、中にあるショップやカフェなども利用できます。
ウェストリムの観光ポイントをまわるハーミッツレストルートのシャトルバスと、ヤバパイポイントやビジターセンター、園内の宿泊施設などをまわるビレッジルートのシャトルバスとの乗り換えができます。
また、1日1往復しかないグランドキャニオン鉄道の駅もこの近くにあります。
ブライトエンジェルからの景色©Osamu Hoshino
ブライトエンジェルトレイル
このポイントでの一番のおすすめは、30分でもよいのでブライトエンジェルトレイルを歩いてみることです。ちょっと下るだけでも景色は変わってくるので、リム沿いから見る景観とは違った発見ができると思います。
序盤は結構楽に歩けてしまいますが、帰りは登り道になり、行き(下り)の倍くらい時間がかかると言われていますのでご注意を。
グランドキャニオンへはラスベガスからの日帰りツアーや宿泊ツアーが一般的です。
小型飛行機©Osamu Hoshino
ラスベガス~空路(小型飛行機)の場合
ラスベガスからは小型飛行機で片道約1時間の行程です。
小型飛行機を利用したパッケージツアーの場合は、グランドキャニオン到着後にバスに乗り換えて、いくつかの観光ポイントをめぐります。
少々揺れることもあるので、乗り物が苦手な方は眠くなりますが酔い止めの服用もお考え下さい。
遊覧飛行(イメージ)©Osamu Hoshino
ラスベガス~陸路(バス)の場合
陸路だと約440㎞、おおよそ5時間の道のりです。
陸路を利用したパッケージツアーの場合は、古き良き時代のシンボル、ルート66を通り、代表的な町であるキングマン、セリグマンを経由して行きます。
道のりは長いですが、カーブやデコボコした道というのはなく、車酔いの心配はほとんどありません。

グランドキャニオン国立公園内サウスリムには6つのロッジがあります。
各ロッジにはレストランやカフェが併設されています。国立公園内に位置するため、まわりの環境などを考慮し、夜間の外灯は最小限に留められているので、必要に応じて懐中電灯などをお持ちになると便利です。
天気の良い日の夜空は、まわりが暗い分、天の川もくっきり見えるくらいの満天の星空となり、その美しさはひときわです。また、早朝には、グランドキャニオン国立公園内に生息する野生の動物達との出会いのチャンスもあります。
グランドキャニオン国立公園サウスリムの南入り口と、小型飛行機が発着するグランドキャニオン空港の間にはトゥサヤンという町があり、宿泊施設やレストラン、アイマックスシアター、ギフトショップなどが建ち並んでいます。夏季にはトゥサヤンからグランドキャニオン国立公園内のビジターセンターまで無料シャトルバスが走っているのでトゥサヤンに滞在する観光客も多くいます。ここにあるホテルはモーテルタイプとなるので、レンタカーなどで訪れる人にも便利です。




















